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伊藤和也さん 安らかに!

残暑が厳しい中、朝夕はだいぶしのぎやすくなってきました。

9月に入り、今年の大きなイベントが終わった感がありますが、

今年は例年と違ういろんなことがあったように思います。

地球温暖化が原因なのか、集中豪雨が全国で猛威を振るいました。

雨の降り方が今までと違う気がします。お日様が出ていたと思ったら、

急に暗くなり、大粒の雨が降り出し、雷も鳴り出します。

東南アジアでスコールというのがありますが、まさにあれと同じです。

日本も熱帯地方に入ってくるのでしょうか?

そんな中、先日とても悲しい事件が起こりました。

アフガニスタンでの伊藤和也さんの殺害事件、ショックです。

アフガニスタンのために働いているのに、一部の不快感を持つ人に

命を奪われる、という事件が現実に起きてしまったのです。

こういうことはあってはならないことです。でも、そういう人たちがいることは

渡航前にわかっていたことと思います。

誰もそれを止められなかったのでしょう。親でさえも・・・

死んでしまったら何にもならないと思います。でも、強い正義感や

探究心があって、本人が生きがいとして選んだ道でしょう。

伊藤和也さんの志望動機などが所属していたペシャワール会から

公表されました。2003年6月15日付けの文書です。


私がワーカーを志望した動機は、アフガニスタンに行き、

私ができることをやりたい、そう思ったからです。

 私が、アフガニスタンという国を知ったのは、2001年の9・11

同時多発テロに対するアメリカの報復爆撃によってです。

 その時まで、周辺国であるパキスタンやイランといった国は

知っているのに、アフガニスタンという国を全く知りませんでした。

 「アフガニスタンは、忘れさられた国である」

 この言葉は、私がペシャワール会を知る前から入会している

「カレーズの会」の理事長であり、アフガニスタン人でもある医師の

レシャード・カレッド先生が言われたことです。今ならうなずけます。

 私がなぜアフガニスタンに関心を持つようになったのか。

 それは、アフガニスタンの復興に関係するニュースが流れている時に

見た農業支援という言葉からです。

 このこと以降、アフガニスタンに対しての興味を持ち、「風の学校」の

設立者である中田正一先生の番組、偶然新聞で見つけたカレーズの

会の活動、そして、カレーズの会の活動に参加している時に見せてもらった

ペシャワール会の会報とその活動をテーマにしたマンガ、それらを通して

現地にいきたい気持ちが、強くなりました。

 私は、関心がないことには、まったくと言っていいほど反応しない性格です。

 反応したとしても、すぐに、忘れてしまうか、流してしまいます。その反面、

関心を持ったことはとことんやってみたい、やらなければ気がすまないと

いった面があり、今回は、後者です。

私の現在の力量を判断すると、語学は、はっきりいってダメです。

農業の分野に関しても、経験・知識ともに不足していることは否定できません。

ただ私は、現地の人たちと一緒に成長していきたいと考えています。

 私が目指していること、アフガニスタンを本来あるべき緑豊かな国に、

戻すことをお手伝いしたいということです。

これは2年や3年で出来ることではありません。

 子どもたちが将来、食料のことで困ることのない環境に少しでも

近づけることができるよう、力になれればと考えています。

 甘い考えかもしれないし、行ったとしても現地の厳しい環境に

耐えられるのかどうかもわかりません。

 しかし、現地に行かなければ、何も始まらない。

 そう考えて、今回、日本人ワーカーを希望しました。

      以上です。


海外協力の難しさを感じます。この事件を今後の支援活動に生かして、

伊藤和也さんの死を無駄にしてほしくないです。

伊藤和也さん 安らかにお眠りください。

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