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あるのら猫の死

 10月15日の夕方のことでした。
 家の玄関ドアの前に敷いてあったマットに猫が寝ているのを、娘を迎えに行った帰りの妻が見つけました。ドアを開けるのに追い払おうとしたら、よたよたとよけてくれたそうです。あまりの元気のなさに、食事をやろうと家にあった魚の缶詰や水を与えたのですが、飲む元気さえなく、心配した妻と娘はそばについてやりました。
 私はそんなことは知らずに隣の小さな事務所で仕事をしていました。妻が「猫が死んだ。さっきまで息をしていたのに・・・」と言ってきました。見てみると、マットの上に寝かせた猫にタオルケットがかけたあり、そばで娘が泣いています。その猫は2~3年前に、家の回りをうろついて娘たちにえさをもらっていた猫だったのです。その猫が、息絶え絶えになって死に至る状況に立ち会うことになり悲しさが溢れてきたのだと思います。

 以前子供たちがその猫にえさをあげているのを見て、私はなついてしまうからやめるように諭しました。おやつを我慢して少しの小遣いで猫のえさを買っているのを見て、私もつらい気持ちになったものでした。その猫は娘たちになついていましたが、私はかたくなに飼うことは避けてきました。

 死んだ猫はガリガリにやせ細っていました。食料をもとめて転々としていたのかと思うと、後悔がたって今でも涙が出てきます。
 その猫は、私たちに別れの挨拶にきたのではないかと思うとまた涙があふれてきます。「ごめんね、わかってあげられなくて・・・」
裏山に、食べなかった缶詰といっしょに埋葬しました。その上に貝殻の墓と花を奉げました。

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